N、リジェクト

残念。彼、リジェクトだって。
リジェクトの割には返事が遅いよ(怒)


断られた物はしかたないので、だからもうひとつの双璧をなすというか、そういうレベルの雑誌に出すため編集中だそうだ。
いやあー。
返事が遅かったから、リジェクトはくぐり抜けたのかと思ったら、甘かったねー。ひょー。


私が、彼との人生に不安を感じるもう一つは、なんといっても客観的に彼の能力を評価できないことにある。
私は彼の研究についての話は一生懸命聞いているし(というか、彼が説明してくれる、忍耐強く)、ごく普通の一般の人に比べれば彼の研究を理解していると思う。どんなことをやっているのかについて、細かい点はともかく大まかには説明できる。そうすると、彼の話だけを聞く分には、なかなか頑張った成果であるように感じるし、随分と綺麗なデータを集めたものだなあと感心もする。だけどそれが、研究全体の流れの中でどの程度インパクトっていうかパワーのある研究といえるのか、general interestという意味でどの程度他の生物学研究者の関心を集められるんだろうかとか、そういう彼個人の研究だけでなく、全体の中での位置づけがわからないのだ。そんな私からすれば、例のIFとやらで判断するしかなくなってしまうのかもしれない。
彼のこれまでの「学歴」ってのは、まあねえ、華々しいといってもいいかもしれない。よって、うちの親からのツッコミでは学歴の話で煙に巻くというのが通例となっている。


ほんと、今後の彼のキャリアは、先日もNHKのポスドク問題で取り上げられていたように全然わかんないのだ。私はその番組を見ていないが、彼の親が見ていたらしく、さんざんプレッシャーをかけられたそうだ。しかもそこに登場したポスドク達も一流紙に投稿していたようじゃないの??それでもダメってどういうことなんだろう。とにかく、うちの親がみていなかったことが幸いだ。


はー。
本日予定していたディナーはキャンセル。残念だよ。


彼も忙しそうだし、私も自分の研究投稿しようかなー。
とりあえずテスト勉強に励みます。